バーコードスキャンから特定の文字を除いてすべてをマスクするのに役立つ場合があります。これは、スキャンの度に入力したくないいつも同じ一連の文字がバーコードに含まれているときに便利です。
[設定] 画面にアクセスします。
[マスクを追加する] をクリックします。
[開始] 値と [終了] 値の新しい行に、露出する文字の範囲を入力します。必要に応じて、これを複数回繰り返して、異なる範囲を露出させることができます。Inspectはバーコードにおける他のすべての文字をマスクします。
[ホーム] 画面で、[パートをスキャンする] をクリックします。
[パートをスキャンする] ダイアログボックスの [ID のスキャンまたは貼り付けを行う] ボックスで、測定ルーチンにアクセスするための露出される文字のみを入力します。
[検索する] をクリックします。
バーコードは以下のように、それぞれ18文字から成るものとします。
PART1-IT-0039-8765
次に、「-IT-0039-」、つまり (ダッシュを含めて) 文字6~文字13がバーコード間で変化しないものとします。この場合、[パートをスキャンする] ダイアログボックスを使用する度に、それらの文字を指定したくありません。効率を上げるために、1から5までの文字と14から18までの文字だけを考慮したいわけです。
[マスクを追加する] を2回クリックして、以下の露出される文字を除くすべてをマスクします。
開始: 1 終了: 5
開始: 14 終了: 18
これによって、文字6から文字13までがマスクされます。
マスクを追加した後、[パートをスキャンする] ダイアログボックスで、PART1-8765と入力して、[検索] をクリックすると、Inspectがバーコードを認識してそれに関連付けられたルーチンを開きます。