一般的な手動スキャンの規則

手動スキャンは、測定機の軸(X軸、Y軸、またはZ軸)に沿って行う必要があります:

パートの球面に沿ってスキャンしようとします。このスキャンを行うには:

  1. Y軸をロックします。この操作には、CMMのロックスイッチを使用します。このスイッチをON/OFFにすると、特定の軸に沿った移動を可能に/不可能にします。

  2. はじめに、+X方向にスキャンします。

  3. Y軸のロックを解除して、+Yまたは-Y方向に沿って次の行へ移動します。

  4. 再びY軸をロックします。

  5. 反対方向(-X)へスキャンします。

複数行の手動スキャンを行う場合、次の行の走査線を逆にすることをお勧めします。内部アルゴリズムは、この規則に従ってスキャンすることを前提としています。この方法に従わない場合は最適なスキャン結果が得られません。

  1. はじめに、+X方向に向かって面をスキャンします。

  2. 次の行へ移動し、-X軸に沿ってスキャンします。

  3. 必要に応じて、1行ごとに方向を変えながらスキャンを続けます。

補正に関する制約

PC-DMISは、ハードプローブを使用して支援されている手動スキャンを実行するたびに、自動的に3次元でヒットを取ります。

固定距離、固定時間/距離、および固定時間のスキャンでは、全ての方向に3次元のヒットを手動で取ることが自動的に可能となります。これは、軸が固定できない自由移動形式の手動CMM(RomerまたはFaroアーム等)を使用したスキャンの際に便利です。

プローブは全方向に移動可能なため、測定データ(または入力および方向ベクトル)から適切なプローブの補正値を正確に決定することが不可能となります。

この補正に関する制約を解決するには、次の2つの方法があります: