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平面度仕様は、要素が完全に平坦である状態から偏差できる程度を管理します。言い換えると、平面度は要素が平坦である程度を評価します。PC-DMIS は平面における平面度の仕様のみをサポートします。
実際の値:
これは、2 つの平行平面間の表面全体を含む それらの間の最小距離です。

測定値:
これは2つの平行平面間の測定されたすべての点を含むそれらの間の距離です。最適化ルーチンは 2 平面の表面公称値を決定します。測定の不確実性つまり測定点数および点を取得した場所に応じて、これは実際の値より大きい場合も小さい場合もあります。測定点が少なすぎるケースを下記に示します。この場合、測定値は実際の値より小さくなります。

表面データが存在する平面要素を使用することができます。表面データが存在する平面について詳しくは、「表面データが存在する要素タイプと存在しない要素タイプ」を参照してください。
無し。この幾何公差では修飾子を使用できません。
公開されているオプション
公差範囲の計算タイプは最適化ルーチンを管理します。
デフォルト - これは最小範囲の最適化平面 (最小-最大とも呼ばれます) を計算します。これは表面データが与えられるとき最小の測定値を検索します。それは数学的に仕様に非常に類似していますが、その理由は点を密に高精度で測定した場合、測定値は実際の値に非常に近くなるからです。
LSQ - これは最小二乗最適化平面を計算して、最適化平面への偏差の二乗の和を最小にします。このオプションは、より大きな測定値を生成します (これはデフォルトオプションより標準的です)。しかし一般的に、このオプションは迅速に計算を実行します。
平面度公差のレポート例を以下に示します。

ユニット毎チェックボックスを選択する場合、平面度は2つのセグメントを持ちます。第 1 (上部) セグメントは上記のとおり全体的な平面度です。下部セグメントはユニット毎の平面度であり、ユニットの大きさ、形状および方向を定義します。ユニット毎の公差は、公差付き要素の可能なすべてのユニットの平面度の程度を管理します。
ユーザーの責任で以下を行ってください。
正方形または長方形ユニットを選択します。
各ユニットのサイズを選択します。
ユニットの方向を制御します。
ユニットの方向を制御する
ユニットの方向ベクトルはユニットが平面状表面内で方向づけられる方法を制御します。このベクトルは平面の公称上の表面垂線に対して常に正規化され、常に垂直です。[ユニットの方向] ダイアログボックスの [要素制御フレーム] タブにある [ユニット方向] ボタンを使って、このベクトルを編集することができます。詳しくは、「要素制御フレームタブ」の「ユニット方向」を参照してください。方形ユニットでは、方向ベクトルはユニットの広がりの最初の測定結果の方向を表します。例えば、ユニットの広がりが5x3の場合、ユニットの方向ベクトルは5に対応します。正方形ユニットでは、ベクトルは正方形の辺の 1 つの方向を表します。
実際の値:
概念的には公差付き要素全体が無数の重複ユニットに分割されます。各ユニットには定義済みのサイズ、形状および方向があります。各ユニットにはそれ自体の平面度の実際の値があります。要素全体の平面度の実際値は最悪ユニットの実際値です。
測定値:
測定された点のサブセットから成る非常に大きな数の重複ユニットが存在します。任意の特定ユニットでは、測定値は2つの平行平面間の最小距離です。これらの平面は、それらの間で測定された点のユニットのサブセットから成ります。これはデフォルト公差範囲の計算タイプと同じです。最小二乗公差範囲の計算タイプは、ユニット毎の公差では使用できません。
要素全体の測定値は最悪ユニットの測定値です。
幾何公差コマンドが使用するアルゴリズムは、可能なあらゆるユニットを確認するわけではありません。そうではなくて、最悪ユニットのインテリジェント検索を実行します。常に最悪ユニットを検索します。可能なあらゆるユニットを確認する場合よりはるかに少ない計算時間でこれを行います。
PC-DMIS 2020 R2 とそれ以降では、ユニットの方向を制御できます。ユニットの方向ベクトルはパート座標が基準です。旧バージョンでは、XactMeasureのユニット毎の平面度では、ユニットの方向を制御できませんでした。また、ユニットはパート座標系ではなく機械座標系でアランメントされていました。
PC-DMIS 2020 R2 とそれ以降では、ユニット毎平面度アルゴリズムが標準です。これは常に最悪ユニットを検索することを意味します。旧バージョンでは、XactMeasureのユニット毎の平面度は非常に多数のユニットを評価しましたが、最悪ユニットを常には検索しませんでした。
ユニット毎公差のレポート例を以下に示します。上部ラベルは全体的な平面度用であり、下部ラベルはユニット毎平面度用です。
