TCP/IP ポイントクラウドサーバー

PC-DMISには、TCP/IP通信を使用してサードパーティ製のクライアントを監視または接続するいくつかのオプションがあります。

汎用オフラインTCP/IPインポートポイントクラウド機能

このOFFLINE機能を使用すると、クライアントアプリケーションからPC-DMIS(サーバーアプリケーション)にポイントクラウドをインポートできます。PC-DMISが新しいポイントクラウドデータを受信すると、オフラインで検査ルーチンを自動的に実行します。「汎用インポートファイルの形式」を参照してください。

ポイントクラウドツールバーから、[TCP/IP ポイントクラウドサーバー受信データ]ボタン()をクリックして、PC-DMISを「監視」状態にします。この状態になると、PC-DMISは準備が整い、ポイントクラウドファイルの受信を待機します。クライアントアプリケーションはポイントクラウドデータの送信を開始する必要があります。このボタンは、PC-DMISをオフラインモードで実行している場合にのみ表示されます。このボタンをもう一度クリックすると、この機能がオフになります。

PC-DMISが新しいポイントクラウドファイルを検出する場合:

オフライン実行の初期測定ルーチンを作成するには:

  1. オフラインインターフェイスを使用してPC-DMIS測定ルーチンを作成します。

  1. ソフトウェアは、プローブユーティリティダイアログボックスを表示します。アクティブなオフラインレーザープローブとしてSMARTSCANを選択します。

  1. ポイントクラウドツールバーから、[TCP/IP 操作]ボタンを選択し、次に[TCP/IP Pointcloud Server受信データ]ボタン()を選択します。

TCP/IP Pointcloud Server受信データボタンは、PC-DMISがオフラインモードで実行されている場合にのみ使用できます。

  1. [クライアントTCP/IPポート]ダイアログボックスでポートIDを入力し、[OK]をクリックします。ポートIDは、クライアントアプリケーションで見つけることができます。

  1. PC-DMISは、クライアントアプリケーションが送信機能を開始すると、すぐにポイントクラウドデータのインポートを開始します。ソフトウェアは、左下隅にあるPC-DMISステータスエリアに着信データの進行状況を表示します。

  2. 必要なポイントクラウドコマンド(ポイントクラウド整列、ポイントクラウドサーフェスカラーマップなど)、自動要素、および寸法を作成します。

  3. 測定ルーチンを保存します。

汎用インポートファイルの形式

PC-DMISでは、これらのポイントクラウド形式をインポートすることができます:

各レーザーストライプ、ラインまたはパッチがストライプのベクトル(IJK)を定義するデータは、ストライプ上のポイントのXYZ値が後につけられます。点のXYZ値は、スペース区切りまたはコンマ区切りにすることができます。

A - 線(レーザーストライプまたはパッチ)番号固有の識別番号(オプション)線のIJK(センサー方向から)

B - 線上の点のXYZ値

 

データファイルは、各点のXYZ値またはXYZIJK値を定義します。これらのデータ型では、PC-DMISがサーフェスカラーマップや要素抽出などのポイントクラウド操作でポイントのベクトルを使用するため、XYZIJKが優先されます。次の例は、XYZIJK値の点を示しています。

A - 各点のXYZIJK値

 

汎用ONLINE TCP/IPエクスポートポイントクラウド機能

PC-DMIS はポイントクラウドデータをカスタムビルドのサードパーティ製ソフトウェアに送ることができます。これを行うにはTCP/IPプロトコルを使用します。接続を確立するには、使用するカスタムアプリケーションがPcDmisPointCloudClientDll.dllという名のダイナミックリンククライブラリ(.dll)ファイルを読み込めなくてはなりません。このファイルはHexagonのテクニカルサポートに要求することができます。

アプリケーションがdllファイルを読み込んだら、PC-DMISのポイントクラウドツールバーから利用可能なTCP/IPポイントクラウドサーバーアイコンの1つをクリックして接続を確立します:


ローカルコピー付きの TCP/IP ポイントクラウドサーバー接続 - これはクライアントとの接続を確立し、ポイントクラウドデータをクライアントに直接送信します。スキャンが完了されたときに、ポイントクラウドデータが測定ルーチン内に残ります。


ローカルコピー無しのTCP/IPポイントクラウドサーバー接続 - これはクライアントとの接続を確立し、ポイントクラウドデータをクライアントに直接送信します。スキャンが終了すると、ポイントクラウドデータは測定ルーチンから削除されます。