プローブを使用してパートを測定するには、測定前にプローブを校正する必要があります。校正はソフトウェアにプローブルビーの3次元空間での位置を伝えます。プローブ校正は校正ツールと呼ばれる測定球に接触するプローブルビーを使用します。新規プローブチップのインストールなどプローブハードウェアが変更した時や、校正されたプローブが古くなった場合はいつでもプローブ校正を実施する必要があります。
この手順は、PC-DMISアプリケーションのアドオンを使用してプローブを較正する手順です:
校正したいプローブハードウェア(プローブ本体、延長子、測定子など)をCMMに接続します。
校正ツールを CMM プレートに取り付けます。
Inspectを実行します。
Inspectで、ホーム画面にアクセスします。次に、左側のサイドバーから[設定]をクリックします。
[設定] 画面で、PC-DMISのバージョン(PC-DMIS 2020 R2など)を見つけます。
バージョンの下では、プローブの校正をクリックして開くダイアログボックスを表示します。(このボタンを選択できない場合は、管理者がこの設定を有効にする必要があります)。
開くダイアログボックスで、校正しようとするプローブに適合するプローブファイルを選択します。
開くをクリックして、そのプローブが表示された PC-DMIS プローブユーティリティダイアログボックスを開きます。
測定をクリックして PC-DMISプローブの測定ダイアログボックスを表示します。
利用可能なツールの一覧から、使用する校正ツールを選択します。
必要に応じて[測定プローブ]ダイアログボックスの他のオプションを入力し、[測定]をクリックして校正を開始します。
画面上の説明またはプロンプトに従ってプローブを校正します。
プローブユーティリティまたはプローブの測定ダイアログボックスに関してヘルプが必要な場合は、これらのダイアログボックス上の F1 を押して PC-DMIS ヘルプファイルを開くことができます。開くには数秒かかることがあります。ヘルプが表示されたら、[検索]タブで「プローブ・チップを校正する」(引用符を含める)と入力します。次に、Enterキーを押して、PC-DMISでプローブの校正に関するトピックを検索します。