PC-DMIS「緊急エラー」を受信した場合は、CMMが緊急状態にあることを意味します。この条件は、これらの時間および同様の時間に発生します:
ジョグボックスのE-Stopボタンを押すと
プローブが何かに衝突すると
プローブのたわみが速過ぎると
このエラー状態でInspectがPC-DMISと通信しようとすると、PC-DMISはInspectにエラーメッセージを伝えます。これは、通常、PC-DMISへの最初の接続中または測定ルーチンの実行中に発生します。
PC-DMISへの初期接続中
InspectがPC-DMISとの接続を確立しようとしたときにPC-DMISが緊急エラー状態にある場合、PC-DMISの「緊急エラー」が小さなメッセージボックスに表示されます。このメッセージには、OKボタン及びシャットダウンボタンが含まれます。
CMMのエラー状態を解決します。
メッセージボックスで、[OK]をクリックします。
代わりに、シャットダウンをクリックしてPC-DMISを完全に閉じることもできます。CMMのエラー状態を解決したら、InspectはPC-DMISとの通信を再確立する必要があります。
実行中
実行中にPC-DMISが緊急エラー状態になっている場合は、下部バーが赤くなり、「緊急エラー」と表示されます。
CMMのエラー状態を解決します。
次に、下のバーから実行(
)をクリックして実行を続行します。
下のバーの近くに表示される[キャンセル]ボタンをクリックすると、緊急エラーは解決されません。この場合、PC-DMISの「緊急エラー」が小さなメッセージボックスに表示されます。このメッセージには、OKボタン及びシャットダウンボタンが含まれます。
CMMのエラー状態を解決します。
メッセージボックスで、[OK]をクリックします。
下のバーで、要素を再測定する場合は、再測定スイッチを有効にします。
次に[完了]をクリックしてエラーを閉じ、実行(
)をクリックして実行を続行します。
代わりに、シャットダウンをクリックしてPC-DMISを完全に閉じることもできます。CMMのエラー状態を解決したら、InspectはPC-DMISとの通信を再確立する必要があります。