PC-DMISの緊急エラーの修正

PC-DMIS「緊急エラー」を受信した場合は、CMMが緊急状態にあることを意味します。この条件は、これらの時間および同様の時間に発生します:

このエラー状態でInspectがPC-DMISと通信しようとすると、PC-DMISはInspectにエラーメッセージを伝えます。これは、通常、PC-DMISへの最初の接続中または測定ルーチンの実行中に発生します。

PC-DMISへの初期接続中

InspectがPC-DMISとの接続を確立しようとしたときにPC-DMISが緊急エラー状態にある場合、PC-DMISの「緊急エラー」が小さなメッセージボックスに表示されます。このメッセージには、OKボタン及びシャットダウンボタンが含まれます。

  1. CMMのエラー状態を解決します。

  2. メッセージボックスで、[OK]をクリックします。

代わりに、シャットダウンをクリックしてPC-DMISを完全に閉じることもできます。CMMのエラー状態を解決したら、InspectはPC-DMISとの通信を再確立する必要があります。

実行中

実行中にPC-DMISが緊急エラー状態になっている場合は、下部バーが赤くなり、「緊急エラー」と表示されます。

  1. CMMのエラー状態を解決します。

  2. 次に、下のバーから実行()をクリックして実行を続行します。

下のバーの近くに表示される[キャンセル]ボタンをクリックすると、緊急エラーは解決されません。この場合、PC-DMISの「緊急エラー」が小さなメッセージボックスに表示されます。このメッセージには、OKボタン及びシャットダウンボタンが含まれます。

  1. CMMのエラー状態を解決します。

  2. メッセージボックスで、[OK]をクリックします。

  3. 下のバーで、要素を再測定する場合は、再測定スイッチを有効にします。

  4. 次に[完了]をクリックしてエラーを閉じ、実行()をクリックして実行を続行します。

代わりに、シャットダウンをクリックしてPC-DMISを完全に閉じることもできます。CMMのエラー状態を解決したら、InspectはPC-DMISとの通信を再確立する必要があります。

関連トピック:

トラブルに対処

測定ルーチンを実行してパートを測定する