自動校正コマンドは、測定ルーチンの実行中に電流プローブを自動的に較正します。そのコマンドが実行されると、PC-DMISは校正ルーチンを開始します。
このコマンドを挿入するには、メニューから[挿入|校正|AutoCalibrateプローブ]を選択します。
このコマンド用の編集ウィンドウのコードは、以下のようです:
AUTOCALIBRATE/PROBE, PARAMETER_SET=, QUALTOOL_MOVED=Y/Y/N, SHOW_SUMMARY=Y/N, OVERWRITE_RESULTSFILE=Y/N
PARAMETER_SET= このフィールドは、あらかじめ定義された、一連のプローブ校正パラメータの名称を指定します。ALL-TIPS-WITH-DEFAULTSという名前のデフォルトセットは常に使用可能であり、現在のプローブに定義されているすべての先端を校正します。対話的に使用された最後のパラメータである、修飾パラメータのデフォルトセットを使用します。独自のパラメータ セットを作成するには、「パラメータ セット」を参照してください。
QUALTOOL_MOVED= このフィールドは、校正ツールが移動したか否かを尋ねる、コンピューターの問いかけに対する応答を設定します。以下の3つのオプションのうちの1つを設定できます。
YES_DCC - これは校正ツールが移動したが、校正ツールの位置を特定するためにPC-DMISはDCC取込点を使用する必要があることを意味します。校正ツールを前回とほぼ同じ位置に再配置した場合にこのオプションを使用できます。
YES_MANUAL - これは校正ツールが移動したことを意味しますが、PC-DMISでは球を配置するために手動でヒットする必要があります。
NO - これは、校正ツールが移動していないことを意味します。
CHECK COLLISION=(衝突確認=)この「はい/いいえ」フィールドは、PC-DMISが「脚衝突」確認を有効にするかどうかを決定します。「脚衝突」確認が無効の場合、このフィールドが「いいえ」に設定されるため、ユーザーはそれを変更できません。ソフトウェアはブリッジ測定機と横型/デュアル測定機の両方で「脚衝突」確認を有効にします。縦型測定機を設置している場合、このオプションは縦型校正装置でのみ利用できます。PC-DMISはスタープローブまたはレーザーセンサーにおいてはこの機能をサポートしません。
SHOW_SUMMARY= この「はい / いいえ」フィールドは、PC-DMISが校正の要約を表示するか否かを決定します。
OVERWRITE_RESULTSFILE= この「はい / いいえ」フィールドは、結果ファイルに送付された情報をPC-DMISが上書き、または、付け加えを行うか否かを決定します。このファイルは、対話的にキャリブレーションが実施される際に、参照される結果ファイルと同一のものです。
この例では、AUTOCALIBRATEコマンドがPARAMSET1という名前のカスタムパラメータセットを使用して校正を実行します。ASSIGNコマンドは、コマンドからパラメーターセット名を取得します。COMMENTコマンドは、作業者のコメントにパラメーターセット名を表示します。
AUTOCALIBRATE/PROBE, PARAMETER_SET=PARAMSET1, QUALTOOL_MOVED=NO,
CHECK COLLISION=Y, SHOW_SUMMARY=NO, OVERWRITE_RESULTSFILE=NO
ASSIGN/AC=GETCOMMAND("アクティブプローブの自動較正", "UP", 1)
ASSIGN/PSET=GETTEXT("パラメータ セット",0,AC)
COMMENT/OPER,NO,FULL SCREEN=NO,AUTO-CONTINUE=NO,
「パラメータセットは」+ PSET
コマンドブロックでF9キーを押すと、[先端の校正]または[プローブの校正]ダイアログボックスでコマンドブロックを編集できます:
[プローブの校正] ダイアログ ボックス
「脚衝突」確認が無効である場合、衝突の確認チェックボックスは使用できずマークが付いていません。
また、複数アームを自動的に校正するためのコマンドを挿入することも可能です。より詳しい情報については、「複数アームモードの使用」の章にある「自動校正の実施」を参照して下さい。
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