プレイリストダイアログボックスの[パレット・レイアウト]タブには、パレットの開始位置の隣にギアボタンがあります。

この歯車ボタンをクリックすると、パレット・レイアウト・タブに固有の設定を含む小さなウィンドウが開きます:
パレット軸の基準 - これはパレット(またはCMMテーブル)の軸を定義します。水平ラム付きの機械を使用している場合は、これを変更する必要があります。デフォルトでは、垂直のZ軸ラムを持つブリッジマシンの場合、これはXYに設定されています。
パレットアラインメントを使用 - このオプションは、既存の外部アラインメントファイルを使用するようにInspectに指示します。このオプションでは、パレットの原点と最初のパーツの原点間の開始オフセット距離を定義する必要があります。
他のセルでの後続のパーツ測定では、同じアライメントが使用されます。これらは、パレットレイアウトタブのxおよびyパーツオフセット値に従って補正されます。
開始オフセット - この設定では、実行を開始する開始位置からのオフセットを定義できます。PC-DMISはこのオフセットに移動し、定義された開始位置ではなくそこから実行を開始します。X、Y、およびZボックスは、各軸のオフセット距離を定義します。
パーツアライメントを使用 - このオプションは、手動のパーツアライメントを使用するようにInspectに指示します。このオプションを使用すると、グリッドの最初のパーツを、測定ルーチンに含まれるアラインメントに手動で配置できます。
他のセルでの後続のパーツ測定では、同じアライメントが使用されます。これらは、パレットレイアウトタブのxおよびyパーツオフセット値に従って補正されます。
[整列ファイルを選択] - この設定では、開始位置セルに事前定義の整列ファイルを選択できます。ボックスの横にある[...]ボタンをクリックすると、[整列ファイルの選択]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスを使用して、PC-DMISの整列ファイル(拡張子.aln)を選択できます。整列ファイルへのパスがボックスに表示されます。
他のパレット設定は、プレイリストダイアログボックスの「設定」タブにあります。