
リスト校正エリア
この手首校正エリアを使って、インデックス可能な手首を校正するために、最高9つの球体測定のパターンで、手首の位置を指定できます。このエリアは、次の条件を満たしたときに選択可能となります:
[プローブのユーティリティ]ダイアログ ボックスで、PHSまたはCW43Lのような無限インデックス型リストデバイスを設定します。「プローブの定義」を参照してください。
PC-DMIS 設定エディタの [オプション] セクションで、適切なリストエントリ(DEAWrist または RENISHAWWrist)を 1 に設定します。詳しくは、設定エディタドキュメントにある「設定エディタにについて:概要」を参照してください。
[プローブの測定] ダイアログ ボックスの [操作の種類] エリアから、[ユニットの校正] オプションを選択します。
リストデバイスの使用および校正についての詳しい説明は、PC-DMIS Coreマニュアルの「リストデバイスの使用」付録を参照してください。
校正するAB手首位置の定義
リストを校正するには、少なくとも3つの A 角度位置に対し、それぞれ少なくとも3つのB角度位置をとり、合計で9つの球体測定のパターンでリスト位置を校正する必要があります。[リスト校正] エリアでは、A軸とB軸の両方を校正するための角度を指定できます。[開始] ボックス、[終了] ボックス、および [増分] ボックスでは、リストのマッピングの開始角度と終了角度およびA軸とB軸の両方でマッピングする場合の増分を指定できます。
次の値を使用するとします:
A 角度:
開始 = -90
終了 = 90
増分 = 90
B 角度:
開始 = -180
終了 = 180
増分 = 180
PC-DMISは A-90B-180, A-90B0, A-90B180, A0B-180, A0B0, A0B180, A90B-180, A90B0, 及びA90B180の位置を校正します。
実際の開始角度と終了角度は使用しているリスト装置の種類、機械的性能および製造元やベンダーの推奨事項に従って選択する必要があります。場合によっては、コントローラの仕様に基づいて、PC-DMISが開始角度と終了角度を自動的に決定することもあります(但し、この場合はB軸の回転は359.9度しかマップされません)。
リスト デバイスの校正には少なくとも9つの位置が必要ですが、これ以上の数の位置を使用することもできます。最少数以上の位置を使用した場合、校正の精度がわずかに上がります。
手首を校正するときは、校正された位置間での手首内の角度エラーを修正するために、手首エラー マップを作成することもできます。詳しくは、PC-DMIS Coreマニュアルの「リスト デバイスの使用」付録の「エラー マップの計算」を参照してください。
SP600プローブを使用している場合は、PC-DMIS Coreマニュアルの「手首デバイスの使用」付録にある「手首の校正」トピックの注意セクションを十分にお読みください。
リストエラーマップの使用
次のコントロールを使用すると、手首エラーマップの作成、置換、表示、および削除が可能です。
新規マップ作成 - このオプションボタンを選択した場合、測定ボタンをクリックしたときに新しいエラーマップが作成されます。
最も近いマップを置き換える - このオプションボタンを選択すると、測定ボタンをクリックしたときに最も近い既存のリストエラーマップが新しく作成されたリストエラーマップに置換されます。
マップの表示/削除 - このボタンを選択すると、手首マップの表示/削除ダイアログ ボックスが表示されます。マップされた各手首の場合、このダイアログボックスにはシステム上で見つかったすべての手首のエラーマップがリストされます。各マップについてプローブ延長端子の長さを表示し、AB角度数、および角度増分値も表示します。システムから手首のエラーマップを削除するには、目的の手首エラーマップを選択し、削除をクリックします。